マレーシア:2021年末までの3Gネットワークの段階的廃止に関する最新情報
マレーシア標準産業研究所(SIRIM)では、3Gネットワークの段階的廃止についての詳細案を発表しました。これによりますと、2020年12月31日以降「自主ラベル計画」に基づくIMEI又はシリアル番号の新たな登録ができなくなると発表しました。
モバイルネットワーク環境でのみ通信が可能な3G、4G機種(VoLTE非対応)について、その合格証明書や特別認証証明書は2020年12月31日付けで失効します。モバイルネットワーク環境下で通信が可能な4G機種(VoLTE非対応)について、SIRIMは新たな認証申請が受け付けしませんが、IMEI番号の登録が引き続き可能です。
現在マレーシア国内に流通している4G且つVoLTE対応機種について、メーカー側は必ず宣言書を提出し、すべての対象品番を公表する必要があります。宣言書の提出期限は2020年11月30日までとなります。
SIRIMでは、2021年1月1日から2021年6月30日までの間に適用される予定の臨時認証案を発表しました。これによりますと、4G VoLTEの対応機種について、宣言書を提出するだけで、試験報告書は必要ないと発表しました。
VoLTE試験報告書の詳しくは、2021年の第1四半期に発表される予定です。