タイ:NBTCがIMT適合性評価における無線周波数ガイドラインを発表
タイ国立ラジオテレビ委員会(NBTC)では、IMT適合性評価における無線周波数ガイドラインを正式に発表しました。これまでにNTBCでは、「LTE / 5G NRの28、41特定製品の型式認証の一時停止について」の通知を発表しており、今回はその最終決定として新たに発表を行ったところです。(IMT:インターナショナルモバイル通信)
これによりますと、タイの2G / 3G / 4G / 5GNR対応WWAN機器については、必ずIMT周波数計画、または3GPP基準に従ってすべての周波数帯域に対応する必要があると指摘しました。したがってNBTCでは、特定の帯域のみ対応可能なWWAN機器の型式認証については、新たに申請を受け付けしないと発表しました。
特定の帯域のみ対応し、既に証明書を取得した製品について、NBTC側は口頭でその有効性を確認し、回収は行いません。但しこれらのメーカーに対してNBTCでは、機器にその旨の情報を表示するよう求める場合があります。これについては、引き続きNBTC側の確認が必要となります。
IMT周波数計画や3GPP周波数範囲の比較については、下記リンクをご参照ください。
http://standard.nbtc.go.th/images/Weerasak.K_201030-075738-168be.pdf